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2024.07.31

医師キャリア座談会|医局・研究との関わり方と若手へのキャリア設計アドバイス

医師のキャリアが多様化している現代。若手医師にとっては、自分の目指す医師像・働き方にたどりつきやすくなった一方で、その無限の可能性の前でどう進めばよいかわからず悩む人も増えてきている印象です。

今回は、医局に所属している医師/辞めた医師/所属経験の無い医師の3名にご参加いただき「医局のメリット・デメリット」や「モチベーションの保ち方」「キャリアを考える上で重要なこと」についてお話ししていただきました。

【参加医師】

・シトラス@感染症…卒後約15年目。市中総合病院で、感染症と総合診療を専門にしている。大学医局に所属した経験はないが、連携大学院のシステムを利用して学位を取得。

・にことら@救急医…卒後21年目。救急二次病院で救急外来専門勤務をしている。初期研修のない時代で、卒後すぐに救急集中治療部に入局、14年間医局で三次救急+集中治療を学び実践してきた。8年前に三次救急の弊害(医者のやりがいと、患者の求めるもののギャップ)と、教育・研究に対する価値を見出せなくなり医局を辞める。

現在は、二次救急で社会問題と直面しつつ、AIで医療従事者の仕事改善+市民への医療知識の周知を目指して多方面に活動中。

・DIO@総合診療医…卒後12年目。初期研修〜後期、その後も含めて働いた病院の規模はクリニック〜大学病院まで多岐に渡る。現在はクリニック・小病院・大病院で併せると週6勤務になる働き方をしており、そのほか専攻医への教育や、母校となる大学で非常勤講師として授業を受け持っている。

テーマ1『医局のメリット・デメリット』

ーー若手医師がキャリアを考えるとき「医局に入るか否か」は、必ず考えるテーマかと思います。皆さんは医局とどのような関係性なのでしょうか?

・シトラス@感染症:

自分は、医局人事に縛られたくないという理由から医局に属さずキャリアを歩んでいます。

キャリアの中で悩んだのは卒後約10年目くらいのとき。大学院に所属するため、一時的に臨床を離れることになったのですがその後臨床に戻れるのかとても不安でした。その時はいろいろな経験のある諸先輩方に意見を聞き方針を決めました。

皆さんはキャリアに悩んだ時誰に相談して、どう解決しましたか?

・にことら@救急医:

僕は15年目くらいで医局を辞めましたが、誰にも相談せずに決めました。気軽に相談できる人(同僚や部活の先輩後輩、同じ職場の他科の先生)は皆医局人事に絡んでいて、情報を囲われてる感がありました。

・シトラス@感染症:

にことら@救急医先生は「医局を辞める」ということに勇気がいりませんでしたか?「医局辞めたらその地域では仕事をさせてやらないぞ」的な脅しをよく噂で聞くのですが…

・にことら@救急医:

自分が所属している医局は「ゆる医局」だったので、その時の上司にちょっと引き留められただけで、脅しはありませんでした笑

地域として「救急医が減っては困る」ということもあるのか、今でも医局とは良好な関係で仕事をもらったりしていますね。

・シトラス@感染症:

今でも仕事をもらっているんですね。ということは、医局人事として今の病院に勤務も可能だったのではないかと思うんです。あえて医局を「辞めた」きっかけは何かあるんでしょうか?

・にことら@救急医:

そうですね…医局の仕事は「教育」「研究」(超えられない壁)「臨床」だと思っていて。それには付き合えない、僕が目指すてっぺんはこっちじゃねぇ!って思ったのがきっかけですかね。

僕は初期研修のないギリギリの世代でした。卒後すぐ救急集中治療部に入って、地域の三次医療をメインにバリバリの救急をして…医局にいる間は盲目的にレールに乗っかって進んでいました。ただ論文と学位に価値を見出せなかったので、同期が大学院を検討している間に整形外科研修をして整形外科専門医を取りました。

・DIO@総合診療医:

にことら先生、整形外科専門医だったんですね。

・にことら@救急医:

救急をやっていく上で、放射線科でアンギオをやるか整形外科や脳神経外科、腹部外科をサブスペにするか、はよく議論になるところです。

そこで僕としては、救急をやりながらも技術維持が可能な科を選択しました。整形外科であれば、救急に来た患者を手術すること自体が技術維持になる、と思ったんです。

なので、今後の継続性を考えて整形外科を選択した!…とカッコ良く言いきりたいところですが、実はタイミングよく部活の先輩と出会い、先輩の整形外科外傷センター立ち上げに人が必要で、と出会いが重なった結果なんです。

・シトラス@感染症:

なるほど、そういう経緯なんですね。

ちなみに、にことら@救急医先生が医局を辞めたのは何年目くらいでしょうか?ある程度経験と地位を築いた上でやめるのと、若かりし頃に辞めるのとでは少し状況が異なると思うんです。

・にことら@救急医:

15年目くらいですね。大学に戻って学位とって講師になるか、地方の救命センターのトップをやるか?という選択を投げられたところで辞めました。

先ほども話したように自分は教育や研究に価値を見出せない上、その地方の救命センターの色と雰囲気が自分には合わなかったので。

ーーそれでは、医局を辞めたにことら先生が感じる「医局のメリット・デメリット」は何でしょうか?

・にことら@救急医:

今思えば、医局で紹介いただいた先生方との繋がりや一緒にした仕事の経験は代え難いですね。入局の最大のメリットは人脈が作れること、と言っても過言ではないと感じます。

ただ、医局の評価基準は教育>研究>臨床の順です。一番やりたい臨床は後回しで教育や研究に時間を割かなければならない、という現実が大学医員のストレスになっているのではと思います。僕も研究に価値を見出せず、学位を取ることはしませんでした。

ーーDIO@総合診療医先生は医局所属と伺っております。

・DIO@総合診療医:

そうです。でもいわゆる医局人事的なものはなく、気楽に過ごしています。最近は医局も無理な人事をするとすぐに辞められるリスクがある、と分かっていますし、そもそも総合診療という立ち位置から道がみんなバラバラなので、医局の縛りはゆるゆるです。

・シトラス@感染症:

DIO@総合診療医先生の立場から考える、医局に入っているメリット・デメリットはどんなところでしょうか?

・DIO@総合診療医:

私としては、メリットは「教育」の側面が大きいです。

私が専攻医の時代は、場所によっては家庭医療について指導してもらえませんでした。医局に所属していることで弊大学のプログラムと連携したり、あるいは講義を担当したりできますし、自分自身も昔学位を取得させていただいたので、特にデメリットもないから所属しているという感じです。

そもそも今の時代医局に入らなくても全然困らないことから「嫌になったら辞めたらいいか」くらいの気持ちで入局をしました。近くの研修医や多くの後進と関わりを持つことは、医局に所属していないと出来なかったと思うので、今振り返っても入っていて良かったと思っています。

「医局のメリット・デメリット」まとめ

・メリット:医局で出会う先生方・研修医や後輩とのつながり、一緒にした仕事の経験に価値がある。学位取得のサポートをしてもらえたり、次の世代を育てる教育に関わることができる点。

・デメリット:臨床が好きな医師にとっては、研究や教育にリソースを割かなければいけない。医局にもよるが、医局人事にしばられる可能性がある。

「しばりが強いと入ってもらえない」「無理なことをするとやめてしまう」ということを医局も理解し始めており、ゆる医局なるものも存在しているようです。

テーマ2『医師の研究・学位取得について』

・シトラス@感染症:

DIO@総合診療医先生は学位取得ありとのことですが、学位を取得するまで臨床は離れましたか?キャリアを積む過程で臨床を離れるのかどうか、も悩みどころになりますよね。

・DIO@総合診療医:

私は臨床を離れず、普通に常勤(当直等は減らしてもらいましたが)をしながらの学位取得でした。18時まで仕事して、そこから24時まで研究…みたいな日も多く、相当大変でした。今考えるともう少しゆっくり卒業、あるいはもう少し臨床を減らしても良かったのかなとも思います。焦っていたのか実績が欲しかったのかはちょっと覚えていないところもありますが、とにかく最短で実績を積もうと思い過ぎていた気もします。

・シトラス@感染症:

DIO@総合診療医先生の研究は基礎研究ですか?

・DIO@総合診療医:

臨床研究でした。研究は全く初心者でしたので、医局のアイデアを使用させていただき、そこで研究に興味を持てば自分のアイデアでやっていこう…という感じで思っていました。

・シトラス@感染症:

大学はサポート体制(ネタ、メンター、研究費など)が基本的にはあるはずなので(ないところも聞きますが)初めての研究としては医局のアイデアを使うのはよいですよね。そのあと続けていけるかどうかも、そこで見極めることもできますし。

・DIO@総合診療医:

そうですね。同級生の中には最初から自分がやりたい研究をやろうとして、四苦八苦していた人もいました。はじめはやりたい研究と多少違っても、ノウハウを学びながらやってみるのがよいと思います。

・にことら@救急医:

シトラス@感染症先生は、医局への所属経験が無いながら学位を取得しているんですね。基礎と臨床どちらの研究をしているのでしょうか?研究に取り組むようになったきっかけなども教えていただきたいです。

・シトラス@感染症:

私は昔も今も臨床研究をしています。卒後7年目くらいまで研究には全く興味がなかったんですが、先輩の勧めで少しかじったら面白かったのがきっかけですね。小さくてもエビデンスを使う側に回れたこと、世界のいろんな研究者たちと繋がれて見てる世界が広くなったことが良かったことです。

・にことら@救急医:

シトラス@感染症先生は臨床と研究を上手く両立して、ガンガン医師の王道を進んでいるイメージです。どういうモチベーションで続けているんですか?

・シトラス@感染症:

研究については自分の書いた論文が、国内外のガイドラインやup to dateなどに引用されると、良い仕事ができたかなーと思うようにしています…まぁ、自己満足ですかね。

「医師の研究・学位取得について」まとめ

臨床を離れずに学位取得をすることも可能だが、両立はかなりの激務になる可能性がある。

最初の研究題材は医局のアイデアを用いるのが吉。研究の一連の流れを掴んでから、自分の気になるテーマに取り組むと良い。自分の論文が引用されるとこの上ない喜びがある。

テーマ3『卒後10-20年目医師のモチベーション維持方法』

ーーにことら@救急医先生から「モチベーション」という言葉が出てきました。何かを続けるために「モチベーション」は必要不可欠な存在ですが、先生方はどんなモチベーションで医師として働き続けているのでしょうか?

・シトラス@感染症:

僕のモチベーションはフェーズごとに変わっています。個人的にはモチベーションとキャリア形成は強くリンクしていると思っていて、若い頃はいろいろ経験したい!とか、国際学会参加したいとかがモチベーションでしたね。

今は時間がかかっても、社会を良くするための研究や枠組みづくりがモチベーションになっています。でも時々モチベーションが切れそうになるんです…切れるというよりは、モチベーションが仕事以外の家族やその他のことにうつる感じですかね。

年次が上がるとそういうことってないですか?

・にことら@救急医:

15年過ぎたあたりの医者のあるあるかもしれませんね。

自分の能力の限界に気づき、今まで向き合ってこなかった家族に回帰して良いお父さんを目指そうとして失敗…なんとなく病院にしか居場所がない、という流れ。

いろいろ見てきて、自分の成長・家族との距離感・老化した体力・その辺を考慮したそれぞれのモチベーションを考えることはキャリア形成において重要だと感じています。

・シトラス@感染症:

臨床だけをやっているにことら@救急医先生は、モチベーションをどう維持されているのでしょうか?

・にことら@救急医:

僕の今のモチベは、医療で働く人の労務軽減ですね。院内の訳わからん独自ルールをぶっ壊して働きやすい環境づくりを目指していますが、既得仕事(権益)の壁が分厚くてなかなか上手くいきません。

DIO@総合診療医先生の今のモチベーションはなんですか?

・DIO@総合診療医:

私は普通に臨床して、患者さんが改善することがモチベーションにつながっています。そういう意味では、モチベーションが切れそうになるということがあまり無いのです。患者さんお一人お一人が違う人生を歩んでいて、話を聞いているだけで飽きない…家庭医を選んだのもそういう理由なのかもしれません。

・シトラス@感染症:

皆さんの話を聞くと、診療科ごとでモチベーションの維持やキャリア形成も変わってくるなぁと感じますね。

「卒後10-20年目医師のモチベーション維持方法」まとめ

若い頃は様々な経験や国際学会への参加をモチベーションとしていた医師が、現在は社会を良くするための研究や枠組みづくりをモチベーションとしている、などフェーズによってモチベーションは変化し、キャリア形成に影響を及ぼす。プライベートなどを含めたキャリア設計においてはモチベーションが家族や他のことに「うつる」こともあり、キャリア見直しのきっかけとなることがある。

テーマ4『10年後を考えた選択とこまめな見直しの重要性』

ーー座談会も終わりが近づいてきました。先生方がこれまでを振り返って、キャリアについて考える時に「大事だと思うこと」は何でしょうか?

・にことら@救急医:

僕が昔も今も頭に入れて考えているのは、医学部6年生の時、入局先を悩んで歓迎会をハシゴしていた時に宴会で聞いた「10年後どうなっているかを考えて選択した方が良い」という言葉です。10年後の自分、10年後の医療制度、10年後の患者動向、10年後の家族。この辺りを見据えながら、今のキャリアのままに流されないで次の選択を選ぶようにしています。

医者20年もやっていると、自分の能力のピークは10年目から15年目あたりでそこからは、現状維持から下り坂になっていきます。臨床能力以外で、雇用主や他の医療従事者のためになる仕事ができるように今動いています。

・シトラス@感染症:

この「10年後」というのは、キャリアに限らず、長期的なプロジェクトや事業なら全て当てはまると思っています。常に中長期的な視点を持ち、5年後、10年後を意識しながら逆算して物事を進めることはよく推奨されていますね。

ただ、これまでも議論しているように視点・モチベーション・価値観はフェーズごと変わっていくものなので、中長期的な目標には常に見直しが必要だと思います。おおよそ一年に一回くらいで見直せるといいのではないでしょうか。

僕が見直しをする時は、その時の社会やプロジェクトの対象に求められているものを考え、現状に満足せず少しでも発展させる、ということを意識しています!

・DIO@総合診療医:

にことら@救急医先生のおっしゃる「10年後どうなっているか」という思考は非常に身につまされます。思えば私も(10年では無いですが)「一生この仕事を続けられるか」で志望科を決定した、という経緯があります。

ポリクリ中の手術もとても面白かったんですが、僕にはそれを一生続けるビジョンは見えなかったんですよね。一方で「外来で初診患者さんの話を聞く」ということはずっと続けられるなと。

ーー今の気持ちだけではなく、5年後・10年後を見据えて行動・決定をすること、そして適宜方針を見直すことが重要、ということですね。

それでは、そんな先生方の「これからのキャリア」について、どんな考えをお持ちなのかお聞きしたいです。

・にことら@救急医:

僕は今医師21年目で、医療の能力の伸び代はもうないと思っています。現在の仕事も、患者さんを見るというより「組織マネージメント」の方が比率が高い状態です。

今後は今所属している病院を「医療DX最先端の病院」にすることが、僕の医療分野での一つの目標です。それと並行して、AI+医療DXの株式会社を作り、医療従事者の仕事改善+市民の医療リテラシーUPをMissionに進めていこうと考えています。

・DIO@総合診療医:

これまでの経験からキャリアについては、どんな道を進んでもなんとかなる、進みたい道に全力で進む事が大切だと感じています。ですので僕自身は出会いを大切に、その時その時の道を全力で進んでいきたいと思っています。

自分はSNSなどで多くの人に見ていただける環境にいますので、家庭医療を広めるために初学者向けの書籍などを執筆したい、という思いはありますね。

それ以外としては、日々全力で臨床に向き合ったり仕事を引き受けたりする中で、何かやりたいことが見つかったときに、スムーズに出来るような下地を整えておきた医、と思っています。

・シトラス@感染症:

私は現在、卒後約15年目の医師になります。キャリアを考えるタイミングは複数起きると思います。初期研修時代(専門性を決めるため)、専門医を取得したあと(臨床、教育、研究のどれに軸をおくかを決めるため)などでしょうか。特に臨床中心に進む場合は、卒後10年目くらいに、臨床プラスアルファを考える時がくると思います。キャリアに正解はないので、その時々のフェースで大事なことを優先しながらキャリアメイキングしていってもらえればと思います。

私は、臨床と並行して、研究のための研究や、事業のための事業ではなく、社会に真に役立つ研究や事業を感染症の分野で行って行きたいと考えています。

「10年後を考えた選択とこまめな見直しの重要性」まとめ

自分の進路を考える時に「10年後どうなっているか・どうなっていたいか」という視点を持ち、そこから逆算して進路を選ぶことは大切である。

同時に目の前の与えられた仕事に全力で向き合うことや、自分の立てた目標や計画を適宜見直して、現状に満足しないことも重要である。

まとめ

ーー最後に若手へのアドバイスを、にことら先生からお願いいたします。

・にことら@救急医:

医療、病院勤務だけでは今までのように経済的優位を得られる時代は終わりました。しかし、医療という参入障壁は非常に大きく、別業界に行った場合に非常に重宝されます。

ただ、いきなり別業界にいくのはお勧めできません。今の立ち位置で、ある程度人に語れる技術と、コネクションをしっかり持つことが、別業界に入っても重宝される人材となります。結局、医療という環境でしっかりとした技術を経験し、一廉に認められて人脈を作る…そこができて初めて医療以外のキャリアアップが見込めると思います。

ぜひ、今の立ち位置を信じて目の前の医療に真摯に向き合って進んでいくと良いと思います。

・DIO@総合診療医:

キャリアについては、どんな道を進んでもなんとかなる、と思っています。進みたい道に全力で進む事が大切かなと。よく考えて望む道に進んでいれば進む道は開けてくるのではないかと。

今の若手に対して(私の立場で言うのもあれですが)は、やっぱりとりあえず望むことをやってみる、というので良いのかなと思います。

当科で言うと「地域に行くと救急が必要と言われたので救急科を1年くらい回ってからの方がいいですかね…?」的なこと相談されることが結構多いんですけれど、本気で地域に出て医療をしたいと思っているならどちらかというとそれを早めにするべきだと思いますし、本気になれば別に地域に出てからでも週1とかで救急病院に行く、とかはいつでもできます。そこで例えば想像より耳鼻科が必要だったとか、そういうこともあるかもしれないわけです。

なので、目標に向かってはじめから回り道をするのではなくぶち当たったら回れば良いのかなと思っております。

・シトラス@感染症:

キャリアを考えるタイミングは複数起きると思います。初期研修時代(専門性を決めるため)、専門医を取得したあと(臨床、教育、研究のどれに軸をおくかを決めるため)などでしょうか。

特に臨床中心に進む場合は、卒後10年目くらいに、臨床+αを考える時がくると思います。キャリアに正解はないので、その時々のフェーズで大事なことを優先しながらキャリアメイキングしていってもらえればと思います。

ーーこれにてキャリア座談会を終了いたします。

ご自身の体験をもとに、若手医師だけではなくキャリアに悩めるすべての医師の参考になるアドバイスを送ってくださった3名の先生方、ありがとうございました!

(文責:かなでっこ)

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